The Verve – Bitter Sweet Symphony / The Death and Life of John F. Donovan

The Death and Life of John F. Donovan / ジョン・F・ドノヴァンの死と生 を観に行ったです。結構前に。

Where Is My Mind?ではない。

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(The Death and Life of John F. Donovan)のエンディングで流れる
The Verveの Bitter Sweet Symphony それは、自分の感覚で音楽を知ろうとせず過去の評価にもたれかかり希望にあふれた10年代のリアルを体感する事なく悲しくも90年代に憧れてしまった高校生だった僕らの悲しみと憧れのグチャグチャを忘却させる事なく包み込み一筋の涙としてさらけ出し受け入れることを許してくれた気がします。
てか、あんなもん俺らの映画だろって感じです。そりゃ泣くわ誰でもって友人と話しました。

グザヴィエ・ドランの映画はいつもサントラが最高でほんと気持ちいいなぁ〜と思っていたけど正直この映画のサントラは僕ら(今のところ僕ともう1人の友達)にとっては最早ズル。やりすぎだけどそれが良い。

ですがこの曲1997年リリース「Bitter Sweet Symphony」The Verve最大のヒット曲&リチャード・アシュクロフト キャリア最大の名曲と名高いにもかかわらず、THE ROLLING STONESの”The Last Time”のなんちゃらかんちゃらで権利は彼の手元から離れ2019年にやっと帰ってきています。(初期OASISなんてそんなレベルじゃないのにね)
映画公開は日本だと2020年3月だけど本国では18年公開。なんてこったリチャード君。

でも20年に映画をみた僕からするとなんかいろいろあったけどよかったなあとあれこれ思い出し本家MVの100億倍気持ちの良い顔で吊り革を握り締めて家に向かったことを思い出して今書きました。

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By Junya

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